自分のアカウントを使い分ける

 

今の時代は、コンピューター、インターネット社会、つまり情報社会です。

ネットの世界では、アカウント (account) と呼ばれるIDとパスワードを使って、ユーザーが特定の領域(ネットワークやコンピュータなど)にログインするための権利を使って、各サービスを利用しています。

このバーチャル感覚の、ある種のサービスの受け方が当たり前になったのか、

現実の世界でも、自分の性格を上手く使い分けています。

簡単な例で言えば、

TwitterなどのSNSサービスです。

「裏垢(うらあか)」という言葉がよく出てきます。

これは、裏のアカウントの意味で、つまり、表の自分は、紳士淑女の清楚なイメージ。つまり普通ですね。人との付き合いも、社会常識も程々に守っている。

それに比べて裏垢は、自分の内面にある腹黒い部分、今で言うなら、ブラックな部分を表現します。

「あのアイドル、ぶりっ子ばかりで嫌い」とか、

「あんな可愛い顔してるけど、男好きだよ」とか。

悪口言ったり、下ネタ言ったり、エロを存分に振りまいたりします。

また、男性が女性、もしくはその反対の振りをして、SNSに投稿したりします。

騙し合い、冗談の言い合い、文句の言い合い、愚痴の言い合い。
現代社会は、これだけ情報発信も出来るし、文句も言える世の中ではあるものの、やはり、面と向かって言えなかったり、建前を気にしたりしているんですね。裏表だけではなく、多重な人格を所有している人が多いと思います。

 

今の自分は、どんなキャラのアカウントを使っていますか?

連載:『自分のアカウントを使い分ける』金融投資RSSより